マルチスキル人材育成PJ

活動報告

部局・分野横断技術交流会

本交流会は、技術職員が自ら企画、運営、講師を担い、各自の持つスキルの継承・伝達・強化を図るとともに、異分野の技術職員と技術を通して交流することで、技術職員同士の全学的な人材交流・技術情報交流・技術強化を目的としたものです。

2022年度

第3回/3Dプリンタを体験してみよう!

令和4年11月29日(火)30日(水) 実施 報告書はこちら

  • 実施概要
     実習内容:3Dプリンタ活用実習
     参加者:和歌山研究林と余市果樹園から各1名,札幌キャンパス11名の全13名
第2回/SEMで身近な生物を見てみよう~生物試料観察の理論と実践講座~その2(実践編)

令和4年9月14日(水) 15日(木) 実施 報告書はこちら

  • 実施概要
     実習内容:生物試料前処理実習およびSEM観察
     参加者:技術職員 6名
第1回/分析時の困りごと解決!異分野交流で未知の装置不調原因物質の正体を探る

令和4年7月~同5年2月実施 報告書はこちら

  • 実施概要
    ある分析装置(有機微量元素分析装置)の利用時におきた物理的トラブルの原因と考えられる未知物質を題材にし、その組成や生成原因などを共同で解明するプロセスを通して、互いの分析技術や知見を共有し、異分野ネットワークによる研究支援力強化に資する事を目的とした交流企画。未知物質を対象としたラウンドロビンテスト及び結果発表会を実施した。
  • 参加者:理学研究院、工学研究院、触媒科学研究所、創成研究機構に所属している分析業務担当の技術職員5名

2021年度

第2回/光学顕微鏡の観察の新展開:光学分解能を超える観察とリモート観察

2022年3月24日(木)実施 報告書はこちら

  • 実施概要
     講義:現地参加+Zoom配信(学内の学⽣、教職員対象)
     実習:現地参加のみ
     参加者:現地3名+オンライン50名
第1回/Pythonから始めてみようICT活用

 本交流会では課題解決のためプログラムやIoT機器の試作や試行を行いました。試作・試行の例には、「PDFからCSV帳票の自動作成アプリ」や「Pythonによる画像処理・3Dツールの試用」、「ラスベリーパイやアルディーノを用いたIoT機器の開発」、「分析業務におけるPython利用の試み」、「プログラマブルドローンの活用方法の検討」など様々です。

  • 実施概要 
     2021年9月~2022年2月開催
     e-learning期間5か月/オンライン交流会5回
     参加者21名
  • 報告書
     こちらをご覧ください
  • コーディネーター
     大塚 尚広(工学研究院工学系技術センター技術部)
     遠藤 礼暁(電子科学研究所 技術部)
     阿保 憲史(アイソトープ総合センター)

2020年度

―Arduinoを研究支援業務に活用してみよう!― 実施報告

2021年3月23日(火)実施 報告書はこちら

  • 実習内容
     Arduinoを用いたPCへの温度データ取り込み実習
  • コーディネーター
     遠藤 礼暁(電子科学研究所 技術部)
     阿保 憲史(アイソトープ総合センター)

※なお、本交流会については学内向け広報誌「北大時報」No.807(2021年6月号)にも掲載されましたので こちらもぜひご覧ください。

学外機関交流

質量分析技術研修者の受け入れ
2016年よりGFCの技術支援人材育成プログラムで実施してきた大学間人材交流がコアファシリティ事業に引き継がれ、コロナ禍を超えて、ようやく再開!
数年ぶりに学外からの受け入れが叶い、実習を行う事ができました。
2022年11月14日~16日にかけて、東海国立大学機構名古屋大学から2名の技術職員が遥々グローバルファシリティセンター機器分析受託部門へ足を運んでくださいました。3日間かけて質量分析技術を学んだほか、受託分析の仕組みなど、じっくりと体験されました。
技術者の輪が全国に拡がることを祈念しております。
今後も受け入れを継続していきますので、ご興味のある方は、お問い合わせください。

JAXA出向
マルチスキル人材育成PJの技術職員育成研修プログラム制度の一環で、2022年8月1日から電子科学研究所の技術専門職員である大西 広(おおにし こう)さん(集合写真 右から3番目)が宇宙航空研究開発機構(JAXA)へ出向されました。
JAXAへ行かれる前の心境や今後の抱負について、技術支援・設備共用コアステーションのメンバーがインタビューを行った模様がGFCのFacebookで紹介されています。インタビューの内容は来年3月発行予定の研究支援人材広報誌「Specialist3号」に掲載予定です。