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「令和4年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰」受賞のコメント

「令和4年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 研究支援賞」を受賞した、GFC試作ソリューション部門 部門長/理学研究院 技術専門職員の中村晃輔さんからのコメントは以下の通りです。

 この度は文部科学大臣表彰・研究支援賞を賜り、誠に光栄です。
 今回の受賞業績となった試作ソリューション事業は、大学技術職員の新しい挑戦と位置付けて取り組んで参りました。普段、研究者や学生を支援する「縁の下」の立場と言われている僕ら技術職員が主役として活動するという事業です。女池さん(前部門長)が中心となって創設してくれてからの6年間、僕らは主役としての自覚を持ち、それを大きなやりがいと感じながら取り組むことができました。これも、創成研究機構グローバルファシリティセンターのスタッフや日本軽金属株式会社(産学連携パートナー)の方々のご尽力があってこそです。この場を借りて関係者の皆様にお礼を申し上げたいです。
 私たち技術職員が部局の枠を越えて協働しながら積極的に学外に技術提供することは、新たな発見と刺激がありました。この取組みを通して、各々の技術力やモチベーションを向上させ、さらには得られた外部資金と連携力で本学の研究教育支援体制を強化・充実させることで最先端研究に貢献するという好循環を生み出せていると思っています。
 僕らがやっていることが下の世代の若い技術職員にも大きく影響してくると思いますので、これからもチャレンジ精神を忘れずに、新しい大学技術職員像をこの部門で率先して探していけたらいいなと思います。
 今回の受賞を励みに、益々、本学の研究教育環境の充実に邁進してまいりますので、引き続き、ご期待とご支援の程よろしくお願い申し上げます。

受賞記念に、GFC試作ソリューション部門のメンバーで記念撮影をしました。

なお、北海道大学の研究を発信するウェブマガジン「リサーチタイムズ」にもコメントが掲載されております。ぜひご覧ください。
https://www.hokudai.ac.jp/researchtimes/2022/04/4-2.html