技術分類

RI管理技術

概要

RI(Radio Isotops:ラジオアイソトープ)とは放射性物質全般を指します。放射性物質や放射線と聞くと怖い印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、放射線は空港での手荷物検査、医療器具の滅菌、病院でのレントゲン写真や放射線治療など、様々な分野で利用されています。また、ラジウム温泉のラジウムはRIですし、皆さんが普段口にしているお米にも天然RI(地球誕生から存在するRI)が含まれていることから、RIは意外にも身近にあるものです。つまり、見えないものを一方的に怖がるのではなく「RIと向き合い正しく怖がること」が大事です。「RI管理技術」とは、放射線・放射性物質を安全に取扱うこと、ならびにRIの無用な拡散を防止(管理)するために、様々な測定機器や技術を駆使してRIを制御することを言います。RI管理に従事する技術職員は、上記のようなRIの分析のほか、RI取扱い初心者の研究者や学生などへの放射線教育の実施、ならびに学内外のRI分析案件への対応を行うなど、幅広い活動を行っています。

詳細

見えないものを見えるようにすることは楽しいです!また、専門性が高い職種にしては同業者が少ないので、場所によっては重宝されます。

 

 

関連技術分類
キーワード
技術職員