技術分類

ヘリウムガス液化技術

概要

液化ヘリウムは極低温実験、分析装置、脳磁計など学内で幅広く利用されています。ヘリウムは代替物がなく、生産される場所も世界でわずか限られた場所のため、その入手には常に不安定さが伴います。北大ではこの貴重で高価なヘリウムを再利用することで、供給価格を市場価格の約5分の1程度に抑えています。このリサイクルは学内に張り巡らされたヘリウムの回収配管、及び極低温液化センター内に設置された2台のヘリウム液化システムを中心として実現されており、技術職員はヘリウムのリサイクルが順調に行われているかを回収ヘリウム管理により常に把握すること、ヘリウムの漏れがないかを配管、及び液化システム内の装置などをチェックすること、回収したヘリウムガスの水分除去等の精製、及びヘリウム液化機の運転等を行います。         

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