- 関連技術分類
- 講演/口頭発表会等
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口頭発表
1989年2月 第4回オホーツク海と流氷に関する国際シンポジウム
「北大海氷域気象・海象観測システム(流氷ワー)における計測システムおよび解析法について」1996年3月 平成8年度笹川科学研究助成研究発表会
「北海道オホーツク海沿岸における海洋生物環境と流氷との関係について」講演
1993年11月 紋別流氷倶楽部研究会
「北極海海洋調査に参加して ー東グリーンランド海ポリニア域海洋観測に参加してー」ポスター発表
2002年7月 平成14年度北海道地区国立大学技術職員研修
「流氷観測レーダとその情報処理システムの紹介」
- その他活動/業績
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野外観測指導
2011年3 北海道大学女性研究者支援室 未来の科学者養成講座(高校生対象の講座)
サロマ湖氷上実習において現地での体験指導2012年2月、2014年2月、2016年2月、2018年3月
南極大学サロマ湖海氷実習
海氷実習の観測支援および学生・院生への観測技術指導
- 資格/特許
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第2級陸上無線技術士、第1級陸上特殊無線技士、レーダ級海上特殊無線技士、特殊無線技士無線電話乙、第二種衛生管理
- その他
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いつかは北大職員表彰を
携わった仕事を、責任をもって終える喜び
国家公務員採用試験に合格し、道内官公庁のどこを受験しようか迷っていたところ、北大の人事課から採用試験案内が来たのがきっかけで、この仕事に就きました。現在、無線従事者として、低温研の海洋レーダをはじめとする無線設備の保守・点検・データの回収および運営・管理を行っています。また、観測支援(フィールドアシスタント)とこれに係るデータ収集・回収および解析、院生への実験・実習の指導、技術支援本部の業務なども担当しています。
この仕事の魅力は、自然科学に携わっているところです。携わった仕事を、責任を持って終えたときには、やりがいを感じます。氷上観測で2m四方のプールをつくった時は、苦労しました。30㎝× 30㎝×任意の厚さの氷のブロックを、1個ずつ取り除くのが大変でした。厚さによりますが、1個40㎏ 〜70㎏ の重さでした。その翌日、プールに氷が張っていて、先生に氷の厚さを測るよう指示されました。スケールを持ってプールの縁にしゃがみ込んだ瞬間、足下の氷が割れてプールにダイブしました。離れた所から同僚や先生方から投げ渡されたロープにつかまって引きずり上げていただき、ことなきを得ましたが、いま思い出しても背筋が凍る気がします。
いま行っている仕事、これからやり始める仕事に全力で携わり、北大職員表彰を受けることが、私の夢の一つです。技術職員を志望する皆さん、北大には北大特有の多種多様な業種があります。その中でやってみたいと思う仕事があれば、是非チャレンジしてみてほしいと思います。